更年期障害はヤバイって!
間もなく52歳、おばさんWebライター(現在休業中)のkittoです。
50歳頃から体調&体型に変化が起こり、絶不調な日々をなんとか生き延びているけど、とにかくツライ(T_T)
いろんな人の体験談を読んだり、実際に会って話を聞いたり、病院にまで足を運んだけど何も変わらない。
楽な日もあればめちゃくちゃヤバイ日もある。
更年期世代のみなさんも同じ?
まったく同じ症状はないかもしれないけど、遠からず近からずで「あるある、あるよね~」って話し!
「そもそもこれは更年期なのか?」ってところから。
※初回のブログ(これ)はこれまで書き溜めたものを載せるため、ちょっとロングになりますが、次回以降は読みやすいボリュームになるかと思いますので、どうぞお付き合いくださいませ!
■体がピリピリ
50歳を過ぎた頃、右肩が上がらなくなった。
これがウワサの『五十肩』?
ホントに腕上がらないんですけどー(T_T)
まぁ、これは痛くても何てことないさーで、特に心配なし。
問題は、
左肩から首にかけてのピリピリ感
これが微妙な症状で、気にはなるものの我慢できないほどの痛みや苦痛ではない。
「何科を受診すればいいんだろう?」と考えながら、とりあえず胃痛で通院中の外科のDr.に話してみることに。
回答→「様子をみてみましょう」
はいっ、そうくると思ってました(^^;
胃痛、五十肩、ピリピリ感を抱えながら「そーいえば、今月生理きてないな…」と何となく更年期を意識したのがこの時。
若い頃から生理は順調で、30日周期でピッタリやってくるから、1ヶ月来ないのは変なんですね。
「あれ? 頭に何やらデキモノが」ニキビみたいな湿疹チックなデキモノを複数発見。
さらに宙を浮いているような浮遊感も加わり、最悪な気分に…。
そんなある日の夜、
夕飯を食べてる途中で、突然おかしな気持ちになったんだけど…
「え…? なんだ? 言葉では表現できない経験したことのない感じ…。不安感…?」
元々の性格は基本的に「明るく元気」、仕事は真面目にこなし、コミュニケーション能力に長けたおもしろキャラ!
比較的みんなに可愛がられるタイプと自負しており、病気とも無縁でした。
そんな私が初めて経験した言葉では言い表せない精神が壊れそうな感じはなんだったのか。
珍しく家族4人揃ってて、思わず夫に
私「ねぇ、なんかヤバイんだけど」
夫「何が?」
私「わかんない」
夫「は? どういうことだよっ」
私「…」
こんな会話のやり取りをしながら心の中で思ってたことは、
『あれ…死にたいのか…? 自分が壊れそうだよ。ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…。なんだ、これ、怖いよ、どうしよう』
みたいな感じでしたが言葉に出すのも怖くて、夫にとっては意味不明なやり取りとなり若干キレ気味になって、そんな夫の態度に私もムカついて我に返れた?
あー、とりあえずよかった! こっちの世界にcomebackって感じ!!
「でもこれって変だよね?」ってことで、オールマイティーに私の体を診てくれてる外科のDr.の元へ行ってみた!
症状を話したら、
回答→「不安なときに飲むお薬を出しておこうね」
はいっ、予想通りのご回答!
外科のDr.に相談したところで何も解決しないや。
総合病院だから頭の湿疹は皮膚科に回されたけど、皮膚科のDr.にピリピリ感を訴えても原因不明で様子見で経過だし、結局私を救ってくれる科は何科なんだろうか?
いろんな症状が増えて、それぞれの科を受診して…、原因不明では頭がおかしくなるだけだ。
これは思いきって、婦人科もしくは精神科に行くしかなかろう。
で、婦人科受診しました!
■町の小さな産婦人科受診!
まずは一番気になっている「更年期の症状では?」という疑問を解消しないことにはスッキリせず、更年期障害を診てくれる婦人科を探しました。
胃痛はともかくとして、他の様々な症状がどうしても気になって仕方ないのに、外科や内科の医師の回答は安心できるどころか不安になる一方でした(-_-;)
探し当てたのはとっても古い昔ながらの産婦人科です。
問診後に血液検査をしていただきました。
結論から言ってしまうと数値的には更年期障害ではない、とのこと。
ただ年齢的なこと、起きている症状などから更年期障害を疑い治療してもよいかも、というお話しでした。
■治療は「プリモジアン・デポー筋注」
長年きっちりきていた生理も不定期になり、自分の体なのに自信がなくなってきたことから、医師の勧めるホルモン注射を受けてみることにしました。
医師からは特別な説明はありませんでしたが、自分で調べて納得した上で治療開始!
1回目の注射後、翌朝から変化がみられました。
起きたとき「あれ?なんか違う…?」それは久しぶりに味わう、具合が悪くなる前の日常的な寝起きでした。
言葉で説明するのは難しいのですが、不調時を高熱とするなら、それは熱が下がった清々しい朝という表現がしっくりする感じでしょうか。
■ホルモン注射の副作用
自分で調べたところ、肝機能異常や嗄声、男性化症状などの副作用があることがわかりました。
他にもたくさんの副作用が羅列…。
まぁ、それも長期間に及んで注射を打った場合の副作用らしいので、頭の片隅にメモっておく程度とし、深く考えないようにしました。
1回目の注射から2週間後に2回目を接種。
既にこの時点で妙な不安感と浮遊感は軽減しており、気にならない程度の症状になっていました。
次回1ヶ月後に予約を入れ、様子をみながら過ごしていましたが、不調は一気に襲ってきたのです。
■胃痛で入院
このときの1番辛い症状は胃痛でした。
数年前に職場の近くの病院で逆流性食道炎の診断を受けて、しばらく投薬で経過観察。
その後退職し、自宅近くの病院に変更して、調子の悪いときだけ受診するという流れで通院していました。
胃カメラで異常なく、機能性ディスペプシアかなぁという診断に変わり不調は続いていたのですが、ある日上腹部に激痛→入院となったのです。
様々な検査をしていただきましたが、特別どこかが悪いという訳ではなく、血液検査だけが異常数値でした。
CRP14…明らかに異常ですが原因不明で診断つかず、抗生剤と痛み止めの点滴のうえ1週間絶食でCRP4.5に下がり退院となりました。
■そもそも太り過ぎが原因?
胃痛で入院したのはあくまでも結果であり、不調のオンパレードが続き始めた更年期を疑う症状+太り過ぎが、入院するほどの胃痛に繋がったのだと考えています。
太り過ぎも「更年期」「年齢」「環境の変化=在宅ワーク」からの影響があり、これにより更に体調不良を引き起こしたものと思われます。
私的には、すべての始まりは「更年期」が関係していると思っていますが、私の担当医の考えは違うようです。
そしてホルモン治療療法は2回受けたっきり、退院後は婦人科に行かなくなってしまいました。
症状的にひどかったときを10とするなら今は平均して5程度で安定しているため、勝手に様子をみている次第です(^_^;)
■更年期の症状、型にはめずに!
更年期障害の症状は人それぞれです。
どこにも情報がない症状でも、更年期による不調の場合も否定できません。
一般的には45歳〜55歳頃を目安に、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することにより、様々な不調が起こり始めます。
年齢的に他の疾患も疑わざるを得ない面もあり、確定診断までに相当な時間を費やすケースも少なくないでしょう。
しかし、いくら時間がかかったとしても確定診断されるのならまだマシといえます。適当な病名をつけられ、各症状に応じた治療、投薬でスッキリしない日々を送っている人もおられるのではないでしょうか。
・医師の言葉で一喜一憂はナンセンス
医療を否定する訳ではありませんが、私は医師の言葉を100%信頼していません。それには理由があります。母も兄も誤診により他界しているからです。
私自身は医療事務として医療の現場に長く勤め、様々な実態を目にしてきました。また自身の体験から医療に対する不信感があります。これらの件については機会がありましたら記事にしていこうと思っています。
まぁ、そんな感じですので医師が言った言葉が絶対とは思わない訳です(^^;的外れ、間違ったこと、意味不明な見解などよくあります。
もちろん素晴らしい医師もたくさんいますので、そんな医師に出会えたらラッキーですね。
■更年期障害の予兆症状?
私は幸せなことに元々健康で、これまで大きな病気をしたことがありません。アレルギー疾患には苦しみ、また虫垂炎・流産・帝王切開などの手術は経験しています。
身内の死により、病気に対して神経質になってしまった面もあり、心配になるとすぐに受診して検査してもらうようになりました。
検査結果で問題がないと、不調でも心穏やかに過ごせる感じです。
・頭重と血の気が引く感じ
47歳の頃、それは初めて仕事中に襲いかかってきました。
朝礼を終えてパソコンに向かっていたとき、座っているのに目がまわり、イスから落ちそうになるくらい恐ろしい感覚に見舞われたのです。
病気に対して心配性の私は、そのまま有給休暇をもらって脳神経外科を受診しました。脳のMRIを撮っていただき、結果は問題なし!
医師からの説明では、自律神経か?もしくは一過性で脳の血流が下がったか?というお話しでした。
また同じような症状が起きたら、立っていたならしゃがんで安全を確保するようにとのアドバイスを受け、診察終了。
その後、49歳のときに1回だけ同じような症状があり、歩いていたときだったのでしゃがんで様子をみて、数分で回復しました。
・現在上記のような症状が頻回にあり
現在の浮遊感はこのときの感覚に似ています。
今思えばですが、生理周期に狂いのない私が、この当時2ヶ月だけ生理がこなかった時期があり、そのことと関連があるのではないかと思っています。
更年期障害を思わせる不調の始まりは、まさに47歳の頭重と血の気が引く感じが予兆だったのだと思えてなりません。
・50歳目前で突発性難聴発症
「朝起きたら左耳がおかしい…?」「なんかこもって聴こえがよくない…」
明らかに耳に異常が起きていることは察しがつきました。
「これは突発性難聴かも…」
そう予想しつつ、この日は子どもの行事&近隣の耳鼻科が休診ということもあり、1日だけ様子をみることにしました。
翌日受診し、検査の結果、突発性難聴でした。
幸いなことに、発症後すぐに治療したことで完治しています。
・衰えていく心身
「更年期障害かも?」と思うようになってからの体調不良よりももっと前に、「もう若くないんだから健康習慣に気を配って!」というサインがあったのだと思うようになりました。
上記で触れている浮遊感もそうですし、五十肩や逆流性食道炎、突発性難聴も、すべて年齢とともに衰えていく中での心身の悲鳴と捉えると納得できます。
更年期障害=加齢に伴う心身の衰え、と解釈すれば様々な症状は受け入れるべき、弱い部分は強化すべき、となるのでしょう。
■わからないから余計不安になる
更年期という年齢で体調不良になると、それらすべての症状が更年期障害なの?と結び付けたくなるものです。
結び付けたからといって事態が好転するわけではありませんが、なんとなく安心感が得られる気がします。
それは大きな病気を否定する材料になるからではないでしょうか。
苦痛な症状がなぜ起きているのかがはっきりわかれば、気持ちの面では多少なりとも楽になります。
しかし、この状態から抜け出せずに身体的な苦痛と心の不安が入り交じり、さらに症状が悪化するケースは少なくありません。
病院に行ったからといって解決できないことが多々あるのです。
・専門医と総合診療科
体調不良で心身ともに疲れきり、もう何もかも面倒になってしまう日々。
何とか抜け出したいですね。
まずは苦痛と戦うための道標がほしいところです。
更年期障害を疑い婦人科を受診すると検査をしてくれますが、数値だけで更年期を否定・肯定するものではありません。
他の気質的疾患がなく、卵巣機能の低下があれば更年期障害の可能性は高まります。
これらをわかっていても自分ではどうすることもできません。
信頼できる医師が道標を作ってくれたら戦えるのですが、そのような医師に出会えないことが不幸を継続させている原因です。
専門医は各科の専門分野しか診てくれませんので、専門外のことは専門医へ紹介となります。
総合診療科がある大きな病院でも、結局は各科をたらい回しにされて治療が始まるので、症状に合った治療で経過観察するのが一般的です。
これが私としては納得できません。
婦人科や更年期外来などからの依頼で、気質的疾患を取り除くための診察なら、問題ない場合は紹介元に戻してくれればよいものを…と思ってしまいます。
■つらい症状
現在の症状は比較的落ち着いている方だと思いますが、日によって異なります。
いろいろな症状があり、更年期に関係しているのか、それとも別の疾患なのかという確認をしながら日々過ごしているので、精神的に疲れている感じです。
これまでお伝えしている内容と重複してしまいますが、私がつらいと感じている症状をすべて書き出してみます。
【症状一覧】
- 右肩の痛み(五十肩)
- 肩凝り(昔から)
- 首の痛み(ストレートネック)
- 背中の痛み(凝りっぽい?)
- 顎関節症(左側の痛みで大きな口が開けられず)
- 頭痛(たまに)※あくびしたときなど 顎関節症と関連あり?
- 体重増加 ※+20kg
- 便秘
- 左下腹部痛(たまに)
- 腹部膨満感
- 排尿の変化 ※我慢できない→今のところ漏らしていない(^^;)
- 胃部不快感(逆流性食道炎?)
- 嘔気
- 浮遊感
- 立ち眩み
- 動悸、息切れ
- 倦怠感
- 無気力
- 物忘れ
- 涙もろい(元々)※以前にも増してすぐに感動し、涙が出やすい
- 笑い上戸
- 聴覚過敏
とりあえずこんな感じです。
太字(赤色)で記した症状は、更年期障害なのか?自律神経や精神科の領域なのか?微妙なので不安になります。
今は病院で処方される胃の薬と市販薬の「命の母」で様子をみているところです。
まだまだお伝えしたいことがあるのですが、今日はこの辺で!